競馬ファンの間でよく議論される話題の一つに「本命党か?穴党か?」というのがありますけど、あなたはどっちですか?
結論は「自分の金なんだから、どう使おうと勝手だろう!もしも、お前の言う事を聞いて負けたら、お前は損失補てんをしてくれるのか?」って話なんですけどね…(^^)
しかし、競馬で儲けようとするなら結論は違ってきます。「どっちがより儲かる可能性があるか?」と言われたら…
本命と穴の定義が難しいのですが、ここでは馬連1000円台、3連単10000円台以下とします。どちらも出現回数も多く、あなたの当たった経験が多い事でしょう。実際、競馬の4割がこれ以下の配当です。
しかし、問題はこの安い配当を何点買いで当てたか?です。例えば、馬連500円の配当を、10点買いで当てたとしても自慢はできませんよネ。
場外馬券売り場に行くと「そのまま、そのまま!やった取ったど!」と騒いでるジサマが必ずいますが、彼らの9割はトリガミ(当たったのに損してる)です。まぁ、これも競馬の楽しみ方の一つですから否定はしませんけどね。
要は、あなたはいくら投資して、どんだけ回収したかの問題です。本命党だろうが穴党だろうが、儲かっているなら問題ありません。そんな馬券上手な方は、こっちが恥ずかしいので即退場してくださいな…(>_<)
…で、普通の競馬養分の人種の方に質問です。「通常は何点買いですか?当たった時の平均配当はいくらでですか?」去年の所長には酷な質問です。何せ、片手も当たらかったのですからね…(T_T)
例えば「いつも5点買いで、平均配当は1000円だ!」と言う方、大変優秀な人材ですね。しかし、質問は続くのです。「あなたの馬券は何回に一回当たりますか?」と。
「毎回当たります!」と豪語できる方がこの報告書を読んでいるはずはありませんね。「3レースに一回は当たるぞ!」なら現実的ですけど、この場合には当たった時は回収率が300%なくては競馬で儲かったとなりません。
例えば、馬連5点均等買いなら1500円以上の配当が必要であり、3連単均等60点買いなら18000円以上の馬券を当てる必要があります。馬連はともかく、3連単で例え60点買いをしたとしても3回に一回18000円の馬券を当てる事は不可能ですよね。
3回に一回当たる天才でさえこの有様ですから、5回に1回しか当たらないあなたはもっと高配当を当てる必要があるのです。
つまり、勝率が高い人ほど本命党で構わないのですけど、勝率が低い人は穴党として常に一発逆転を狙わないと死んでも儲からないのです。
あなたが本命党を自負するなら4割ある本命サイドのレース8割を当てて下さい。つまり、3回に一回は必ず当てないといけません。その上で、平均回収率300%以上になる様に馬券を買って下さい。これが本命党に
課された宿命です!
「馬連3点買いで1000円前後の馬券を3レースに1回当てる!」これが出来るならあなたは本命党として威張って下さい!あなたは競馬の天才です!
如何ですか?本命党として競馬で儲ける事が如何に大変か分かりましたか?本命党の人は、年間回収率70%以上あれば威張って良いと思います!しかし、本命党が年間収支でプラスになる事は非常に難しいのが現実なのです!
但し、方法が無い訳ではありません。年に1回か2回「これは絶対だ!」と思うレースで、いつもの100倍の大勝負をするのです。この勝負に勝ちさえすれば、年間収支を黒字化することは可能です!
まぁ、この勝負に勝つと大抵の人は気が大きくなって大した根拠も無く同じ様な大勝負を仕掛けて負ける運命にあります。これを辛抱出来るかどうか?あなたの人間性が問われます!…(^^)
…という訳ですから、本命党の人が競馬で儲けるのは非常に難しい!と言わざる得ません。固いレースを選ぶ目と高い自制心がないとほぼ無理です。
そうです。競馬で儲ける為には「穴党」になるしかないのです。
先日とある予想屋さんのサイトを見ていたら大万馬券を的中させた様(会員でないので、本当に馬券を買っていたかどうかは不明ですが、予想が当たった事は本当だと思います)で大喜びしていました。そりゃそうです。この1年半以上回収率が80%台のが、この一発でなんと黒字化したのですから…^ - ^
まぁ、この予想屋さんが今後どうなるかは分かりませんが、この様に「穴党」には常に一発大逆転の夢があります!本命党の人はある程度負債が膨らむと、もう諦めなければならないのですが、「穴党」には最後の最後まで夢があるのです!
そう、1年の収支をプラスにするには「大穴狙い」しかないのです。間も無く夏競馬も終わり、今年も後4カ月しかありません。あなたの今年の負け額はいくらなのか?確認して下さい。そして、そのマイナスをプラスにするには何本の万馬券を的中させる必要があるのか?
もう、これ以外あなたに残された道は無いのです!さあ、万馬券目指して頑張りましょう!