検討の結果、当たってもあまり利益が出ない!と見送りを決めた目黒記念ですが、結果は悲惨なもので、買わなくて本当に良かったです…(^_^;)
指数的には、ワンピース君が110後半、ルック君が110で、残りがそれ以外でどんぐりの背比べでしたから、59キロだとしてもワンピース君が連を外すとは考えても見ませんでした。
ただ、馬体重が+8キロと知った時は「目標は宝塚かな?」とも思いましたが、どうなんでしょうか?
しかし、レースは衝撃の結末が待っていたのです。なんと今までのレコードを1秒4も短縮するは、ワンピース君が8着に負けるは…そして、最大の衝撃は、直線大外を回った二頭で競馬が決まった事でした。
所長は「今の東京の直線は内有利のバイアスがあり、外は不利だ!」と思っており、直前のダービーもまさにその通りだったのに目黒記念は全く別物だったのです。久々の大外マクリが決まりました!
今週も多数の芝レースがあり、前走は多頭数のダービーで内も傷んで来た可能性が…「内有利の潮目が変わったのか?」とも思いました。
これは大変です。安田記念の予想に影響大です!早く対策を考えないと…しかし、今週は天気も良く気温も高いし、芝は急速に回復する可能性もある。うーん、どうしようか?
…で、冷静に目黒記念を見直してみました。
直前のダービーで逃げ馬が勝った事が目黒記念に多大な影響を与えたのです。「こりゃ前が止まらない馬場だから、多少の無理は承知でも前に行った方が得だな!」各陣営と騎手がそう思っても不思議ではありません。
長距離戦なのに1000m通過が59.5秒、2000mが1.58.4。いくら芝が良くても異常な流れです。これでは前の馬の脚が止まるのもやむを得ません!
…で、スタート直後に不利を受けたルック君と久々で反応が悪かったアイス君は後方で楽に追走して、前で脚色が怪しくなった馬を交わすには大外を回すしかなく、結果的に大外マクリが決まったのです。
ですから、今回の目黒記念は馬場バイアスよりも展開の方がレース結果に影響を与えた!と考えるのが正解と思います。事実、3〜6着馬は直線で最内と内を通った馬たちですから、上位二頭は展開がハマったのです。もちろん能力があっての事ですけどネ。
てな訳で、東京競馬場の内が有利な状況は変わっていませんし、前に行く馬が有利なのですけど、目黒記念の再現も考えなければなりません。
うーん、安田記念、楽しみです!