日本万馬券研究所

通常時はTwitterランドにいます。ここは研究成果発表場所かなぁ😅しんがり新聞社のギャンブル班がお届けする競馬と闘う漢のドキュメンタリー。独自のスピード指数である「しんがり指数」でJRAに立ち向かう! いつの日か10億円勝負するのが目標である!

しんがり指数「中級能力者」への道⓶

質問です。

「3歳馬1月の500万戦のクラス基準は、しんがり指数でいくつですか?」


「簡単!90です!」と思ったあなたは注意力散漫です。もう一度、しんがり指数の教科書(?)を読み直して下さい。


今までのクラス基準は、あくまでも古馬(4歳以上)戦のものです。あえて古馬戦としたのは、2歳・3歳限定戦のクラス基準は、全く別物だからです。もちろん若馬は能力が低い!


だから、JRAも若馬と古馬の混合戦は3歳夏までありません。能力が違い過ぎる馬たちのレースは、低配当になって売り上げが上がらないからですね。


その上、若馬は日々成長しています。だから、去年12月と今年3月の若馬500万戦の勝馬のレベルは違ってきます。当然3月のレベルが高くなります。


12月の若馬限定500万戦は指数75〜80程度、3月は指数80〜85程度でしょうか。幅があるのは出走馬にレベル差があるからです。この時期の500万戦には将来の重賞馬も出走してきますから、そんなレースの指数は高くなる傾向があります。


同じ事は、若馬のオープン戦にも言えます。2歳牡馬のG1レースのクラス基準はだいたい95で、牝馬G1レースは93程度です。つまり、この時点では、2歳G1馬と言えども古馬1000万戦では勝負になりません!勝負をするには、皐月賞馬の出現まで待つ必要があります!


この様に若馬限定戦のクラス基準は、馬の成長曲線(年月)と出走馬レベルを考慮しなくてはなりません。そして、3歳秋から冬にかけて、初めて古馬と同レベルになるのです。


ついでに、出走馬レベルの簡易判定法をお教えします。…勝馬の勝ちタイムから1秒以内に何頭の馬がゴールしたのか?10頭いたら平均レベル、5頭以内ならレベルが高い!と判断できますので、活用して下さい。



どうですか?いきなり面倒になって来ましたね。しかし、馬場差を計算するには最低でも3〜4レースの結果が必要ですから、どうしても若馬限定戦の結果を外す訳にはいきません。面倒だけど頑張って下さいね!


あらまっ、チャイムが鳴った様です…では、本日の授業はここまで…また、気が向いた時にお会いしましょう!